「試作とは「残念」の繰り返し」という記事に書いた通り。
妄想世界から現実へと持ち込む段階で、羽を広げまくった妄想のほとんどの要素は雲散霧消してしまう。
それでも、やる。
そうすれば、第一歩は、つかめる。
やらないでおけば、妄想は傷つかない。
でも、それが現実の世界に持ち込まれる時は来ない。
手を動かせば、見えるものはたくさんある
いろんなハードルはあっても、やらないでおいたら見えない世界が徐々に見えてくる。
手も、勝手がわかってくれば、頭よりもちゃんと、思うものを作ってくれるようになってくる。
…それを確信して動く。
それしか、ないじゃん。
五大元素融合
試作した。
様々問題はあるテキトー千万の試作ではあるけど、イメージはつかめた。
紙(カミ)と陶器(土=チ/霊)の融合作品…を試作した。様々問題はあるテキトー千万の試作ではあるけど、イメージはつかめた。パーツに金属を加えることで、木火土金水が全て融合した光を生む絵。#ランプ #焼き絵 #陶器 #ハンドメイド pic.twitter.com/AHRiZ26FYX
— 異界絵師 緋呂@刈谷市にて7/26〜29 (@HIRO_eshi) April 22, 2015
別の面 #ランプ #焼き絵 #陶器 #ハンドメイド pic.twitter.com/2wXbneHsKM
— 異界絵師 緋呂@刈谷市にて7/26〜29 (@HIRO_eshi) April 22, 2015
パーツに金属を加えることで、木火土金水が全て融合した光を生む絵。
なんのことはない、手作りランプだ。
別に目新しくもないし、ちまたにはこの手のものはかなりお手頃価格で購入できる。
それも、ずっと完成度の高いものが。
そうは思うけど。
紙(カミ)と陶器(土=チ/霊)の融合
パーツに金属を加えることで、木火土金水が全て融合
光を生む絵
これを、作りたいのだ。
私が。
切り絵をやってた時代にも、シェードは作ったことがあるし。
シェードではなく、パネル式でバックライトを入れて…という感じのものも、試作したことがある。
切り絵は、眼が耐えられなくなってしまってやめた。
バックライトはコスト問題で断念。
和紙に焼き絵をする…そして陶器を使う、という、切り絵時代にはなかったやり方を手にした今になって、それが実現できることに気づいた。
それも、ほんの最近のことだ。
過去に断念した「第一歩」があったから、今につながった。
今は、新たな一歩目だと思う。
実際のところ…今回の試作品は、結果としては、求められていた用途には、やや、力不足だった。
試作品を出す先には、もっと改良して素材も変更したものを、再度、試作する。
けれど、私が個人で運営するオンラインショップとか、展示会とか、委託先とか…そういうところに並べるために、この試作の方向で、もっと詰めていく。
徐々にね。