机で絵を描いていて傾斜をつけたい時、どうする?

作品制作についての諸処
 

アトリエはテーブルの上…という絵描き仲間の皆さん。

机に用紙を水平置きにしていて、ちょっと傾斜がほしいなーと思うこと、ありませんか?

 
 

イーゼルがあればいいけれど。

カタチ的にも大きさ的にも、使ってない時は置き場所に困ります。

簡易式のものは、収納場所は解決できても、使う時いちいち組み立てなきゃならないから面倒。

出し入れがおっくうになって、買ったけど使わない…というのじゃ、もったいないですよね。

 
 

そんな時に活躍するのが、卓上イーゼルです。

こちら、私の愛用品。

私は机の上でも床でも、水平に寝かせて描くことが多いので、イーゼルはほとんど必要ではありません。

大型の頑丈なイーゼルも持っていますが、もっぱら展示用です。

でも、時々、欲しい時があるんですよ。

ちょっと遠目から見たい時とか。

写真を撮る時とか。

たまにしか使わないけれど、ないと不便…というモノだし、思い立った時すぐ使いたい。

この卓上イーゼルは、使いたい時は出して開くだけのお手軽さ。

箱型なので、普段は立てて棚に入れておけるから場所も取りません。

取っ手もついていて、持ち運び便利。

また、引き出し装備なので、ちょっとした道具も収納できちゃう。

立てる角度は変えられて、F8サイズくらいまでなら使えます。

 
 

具体的に使い方例をあげてみます。

 

△41センチ正方形(S6)のキャンバスです。

付属の引き出しに、よく使う絵の具を出しておきます。

というのも、私は絵の具を広口の箱にバラで放り込んで使っています。

セット買いなら専用の箱がありますが、一本単位でバラバラに買うことも多いし、いただきものもあるし。

それらを、ひとまとめにして大きな箱に入れているわけですね。

その中から使う色を探すのですが、頻度の高い色はいちいち箱に戻さず、手元に置いておくと楽。

 

△18センチ正方形のキャンバスです。

 

△iPadPro(9.7インチ)で資料画像を表示させておく時。

iPadケースがスタンドになるタイプだと、それで十分…なのですが。

卓上イーゼルに立てておくメリットは「机の上に直接置くより高い位置に置いておける」ことです。

ちょっとでも目の高さに近くなるので、資料画像が見やすくなります。

 

△iPhoneで描画中などの動画を撮影。

△うまくカメラの撮影範囲内に入れるために、傾斜の角度を調節するなどします。この時は消しゴムで支えを。

 

卓上三脚を持ってないので、こういう使い方していますが、特に不自由ありません。

動画撮影用としての欠点は、机の上の場所を取ることですね。

卓上三脚なら、もう少し省スペースになると思います。

私も、撮りたいモノの大きさや角度によっては、普通の三脚でカメラを固定します。

「こんなことにも使えるよ」という一例ですね。

 
 

気をつけたいのは、あまり強く力をかけたり、体重を乗せないことです。

 
 

同じような商品に、引き出しの仕切りがなくパレットがついているタイプのものもあります。

絵の具や筆をはじめとした道具がセットになったタイプは、初めての方に便利かも。

プレゼントにもいいですね。

 
 

iPadやiPhoneスタンドの他に、料理中にレシピを立てておくのもいいかも。

画材道具に限らず、専用の道具って他の用途に使えないモノが多いけれど。

これは「斜めに立てかけたい」時のモノなので、他にも使い道がありそうですね。

 

[kagurazaka]

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